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カシワーク!体験:山本産業株式会社
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会社情報】
会社名・店名:山本産業株式会社
代表者名:代表取締役 山本 昭彦さん
​担当者名:大沼 隆さん
所在地:千葉県柏市十余二380-38(営業所)
​業種:一般・産業廃棄物収集運搬業
【参加者】
参加者名:ネウパネ・アルズンさん
国籍:ネパール
​職業:学生
<カシワーク!体験紹介>
1.事前説明会・顔合わせ
2018年9月体験先となる山本産業株式会社さんにて、担当してくださる大沼隆さんとネウパネ・アルズンさんの事前説明と顔合わせが行われました。
インタビュー
Q1.実際に会ってみて、お互いの第一印象はどうでしたか?
大沼さん:日本語が上手で驚きました。明るくて良いですね。
ネウパネさん:いい方で安心しました。
Q2.参加のきっかけは何ですか?
大沼さん:弊社代表が柏JCから紹介され、貴重な経験なのでエントリーしました。
ネウパネさん:柏市が好きで将来実際に住んで働きたいと思ったので参加しました。
Q3.今回の企画(カシワーク)に期待していることは何ですか?
大沼さん:外国人雇用は検討していく課題でありチャンスでもあると思いますので、色々なことをお互いに学べる機会にしたい。
ネウパネさん:日本人と交流して、色々なことを学びたいです。柏で働くきっかけになるといい。
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2.体験(2018年9月24日~25日)
2018年9月24日、山本産業株式会社さんにて、ネウパネ・アルズンさんのカシワーク!体験がスタートしました。
体験内容
1日目:リサイクルについて研修、パッカー車での回収体験
2日目:取引先等を見学、回収体験
インタビュー
Q1.ワークステイを体験してどのように感じましたか?
大沼さん:柏JC、アルズンくんのおかげでとても貴重な体験をさせて頂けたので、感謝しています。日本の小中学生職業体験は受け入れ経験があるけれど、外国人は初めてで最初は緊張していました。でも、このような機会がなければ、触れ合うことのできない交流は、自分にとっても、会社にとっても、家族にとっても良い機会になりました。ぜひ今後も継続して頂きたい取り組みです。
ネウパネさん:今まで知らなかったことが分かっていい体験になった。やって良かったです!実際に働くためのコーチングをしてほしい。2日間ではなく、1カ月くらい働いて、さらに経験を積みたい。学校の先生以外日本人と交流があまりなく、こういう機会があってよかった。日本人は外国を怖がる人も多く、あまり子どもを触らせてえないのですが、今回は子供たちと交流できて、とてもうれしかった。会社の人も、家族も、とても優しくしてくれて、日本に来て一番楽しい日でした。
Q2.期間中どの様な体験が出来ましたか?
ネウパネさん:リサイクルの仕組みについて学ぶことが出来た。パッカー車(回収車)に乗って、実際に回収の体験もできました。また、同じ服(制服)を着て、社員の皆さんと食事をする経験ができ、とても楽しかった。大沼さんの家にステイさせてもらい、日本の家族ができました。一緒に遊んだり、ご飯を食べたり、日本を近くに感じられて良かった。日本の家族との食事はとてもおいしかったし、子どもたちと触れ合えて本当に良かった。
Q3.次回もあれば、どの様な体験がしたいですか?
ネウパネさん:さらにしっかりとコーチングを受けたいです。(今回の体験で出会った企業でもある)日本の伝統文化のお店やはちみつ農場での体験も興味があります。
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Q4.柏市の印象はどうでしたか?今後、住んでみたいですか?
ネウパネさん:住みやすいと思う。気持ちとしては住みたいけれど、現実的にはまだ難しい。
Q5.外国人と触れ合ってみての感想はどうでしたか?
大沼さん:実際に外国人と過ごすと、日本人とギャップはそんなにないことに気付けた。もっと文化や宗教の差があると思っていた。
Q6.今後、外国人に求める事は何かありますか?
大沼さん:やる気がある外国人が多いと思うので、積極的にこうした機会に参加して、ぜひ柏市に住み、働いてほしいです。日本側としても、積極的に交流する機会を持たなければいけないなと感じました。
Q7.言語の壁は感じましたか?
大沼さん:ほとんど感じなかった。
ネウパネさん:まだちょっと不安です。日本人は話すのがとても速いので、頑張らないといけないと思いました。
Q8.お互いの第一印象から何か変化はありましたか?
大沼さん:一緒に働いて、ステイしてもらうと、控えめでシャイなところがあるんだと気づきました。気づかいをする子なので、もっとこちらから働きかけていろんなことをさせてあげたかったですね。
ネウパネさん:面白い人でした!でも、日本語が早くてびっくりましました。
Q9.実際に人との繋がりは感じられましたか?
大沼さん:自分には子供が2人いるのですが、ステイの時に子どもたちがすっかりアルズン君に懐いて離れませんでした。一緒に食事をして、ひとつ屋根の下にいると、仕事の話やお互いの国、家族の話が出来て、距離がぐっと近づきました。
ネウパネさん:仕事場の人と同じ服を着て、一緒に食事をしたときに、まず感じました。大沼さんの家族と過ごした時にも感じました。
Q10.今回の企画(カシワーク)は柏市の新たな魅力になると感じましたか?
大沼さん:はい。今後の柏にとって、とても大切な取り組みだと思うので、もっと多くの企業に参加してもらえたら良いですね。ぜひ今後も継続していってほしい取り組みですので、頑張ってください。
ネウパネさん:日本の家族を知るために、本当に素晴らしいと思った。外国人はみんなやるべき!
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取材しての感想
事前説明会の時は山本産業株式会社の方々が外国人と一緒に働く事に緊張している様子でしたが、ネウパネ・アルズンさんの人柄がわかってくると、体験中に一緒に食事に連れ出したり、仕事を教えたり、とても良い関係性が築かれていくのを感じました。ネウパネ・アルズンさんも、終了時にはもっと山本産業株式会社で経験を積みたいと考えてくれ、今後に繋がる機会になったと思います。
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